VinVieではこの度、シードル3銘柄をドイツ フランクフルト・アム・マインに向けて出荷しました。初の海外輸出となります。
今回出荷したのは「VinVieシードル」「蜂酵母のシードル」「スパイスシードル」。日本食レストラン Kabuki Restaurant GmbH のソムリエである橋本耕一氏のご尽力・仲立ちのもと、現地の日本食レストラン支援プロジェクトの一環として、念願のシードル輸出が叶いました。ワイン、日本酒、ウイスキーなど、豊富なアルコール類のラインナップに、日本の小さな醸造所がつくるシードルを仲間に加えていただいたこと、とても嬉しく思います。
現地のテイスティングで高評価をもらえたことで、日本のシードルが、日本ワインと同じように「日本ならでは」「日本らしい」ものとして認知され始めたのを感じました。本場と無理に張り合う必要はない、日本らしいシードルを追求することへの確信が持てた瞬間です。
書類や手続き、難解な専門用語など、輸出には高い壁が存在するのも事実。でも、微力な、小さな醸造所であっても、なんとか壁を越え、世界に目を向け、海外へバトンをつなげることができました。この困難な時代にあって、この小さな一歩が、地元南信州、長野県や日本のつくり手、いつもご支援・応援いただいている地域・関係者の皆様、お取引先様に、すこしでも”勇気”と”誇り”を呼び起こせるのであれば、とても意義あることだと思っています。
VinVieはこれからも、常に探究心と挑戦心を持ち、一歩前に足を踏み出し続けます。
また、今回出荷の3銘柄ですが、ワイナリーショップはもちろんのこと、お近くのお取扱い酒販店様でぜひお求めください。
【掲載記事】
- 松川町産シードル海外へ 飯伊の小規模醸造所から初輸出 (「信濃毎日新聞」2021.6.1 朝刊)
- アップルワイン 本場ドイツに輸出 松川の「ヴァンヴィ」 (「中日新聞」 2021.6.1 朝刊)